ドライアイの種類

現在ドライアイは、大きく分けて3つの種類が存在します。

■涙液分泌減少型ドライアイ…涙液の分泌量減少が主な原因のドライアイ。

■涙液蒸発亢進型ドライアイ…さまざまな環境要因で目が乾燥するのが原因のドライアイ。

■BUT短縮型ドライアイ
…涙液の量は十分出ていても、涙液の"質"が不安定なために起こってしまうドライアイ。

涙液分泌減少型ドライアイ

涙液分泌減少型 (重度)

涙液の分泌量が減少する涙液分泌減少型ドライアイは、通常は反射性に分泌される涙液が分泌されなくなり、眼表面に傷が付き、常時乾燥や異物感などの症状に悩まされます。
リスク因子は、加齢や、降圧薬、抗うつ薬、尿失禁治療薬などの抗コリン薬の常用、糖尿病性網膜症(重症の場合、涙液の反射性分泌機能が低下)、ストレスなど多岐にわたります。
シェーグレン症候群の眼症状もこのタイプに含まれます。

  • ※シェーグレン症候群(疾患詳細はこちら)

    涙腺などの目の組織に炎症が起こって、涙や唾液が出にくくなる病気です。目は乾いて異物感があり、口も渇くため食べ物が食べにくくなります。関節リウマチや強皮症などの膠原病と合併しているケースも少なくありません。

涙液蒸発亢進型ドライアイ

涙液蒸発亢進型

涙液蒸発亢進型ドライアイは、主にパソコン、コンタクトレンズなどの環境要因によって起こり、患者数は徐々に増加しています。
乾燥しやすい冬場は患者が多くなるほか、エアコンの送風などもこのタイプのドライアイを生じさせやすいです。
パソコンについては、画面を凝視し続けることで、まばたきの回数が通常の1分間に20回程度から5~6回にまで減少するため、涙液が蒸発しやすくなります。
コンタクトレンズについては、特にソフトコンタクトレンズの方が乾燥しやすく、装用者の約8割に乾燥感があるといわれています。

BUT短縮型ドライアイ

 涙液蒸発亢進型  涙液蒸発亢進型 

BUT短縮型ドライアイは、今までのドライアイとは全く異なるタイプのドライアイです。
通常、まばたきの後には涙液が10秒以上ほど角膜上に保持されますが、BUT短縮型ドライアイの場合、涙液の分泌量に異常がなくても、すぐに涙液層が壊れていってしまいます。
涙液の量は問題なくとも、涙液の質が不安定で起こってしまうドライアイなのです。


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医師紹介

  • 新川医師
  • 常勤医師:新川 恭浩(日本眼科学会認定 眼科専門医)

    所属学会:日本眼科学会、日本網膜・硝子体学会、日本眼科手術学会
    PDT講習会受講終了認定医

    平成13年 熊本大学医学部 卒
    平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
    平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
    平成20年 高松赤十字病院 勤務
    平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
    平成26年10月~ 当院勤務

    現在までの白内障手術件数 3000件程度

視能訓練士(常勤)3名、看護師(非常勤)1名